VUメーターもどきを作ってみる


2011/12/16

 私は学生の頃、放送部に所属していた過去があり、構内放送やイベントでPAを行う際にこういった計器類を眺めるのが大好きだった。 
 そんな私も今となっては単なるオーディオマニアになってしまった訳だが、手元にぜひとも置いておきたいアクセサリーとして、VUメーターを作ってみることにした。VUメーターとは本来、測定器として存在するものであるが、自宅で使用するには測定器としての精度は不要なので、視覚的な面で手軽に楽しめる「VUメーターもどき」を目指してみた。

 材料はすべて大阪日本橋にて調達。このVUメーターは千石さんで入手できます。

材料
・アルミケース \600
・メーター \350*2
・2chアンプ基板 \300
・トグルスイッチ \30*2
・2連ボリューム \50
・RCAパネル \100
・バックライト用LED \10*4
・汎用整流ダイオード \10*2
・カッティングシート(黒) \100

 「もどき動作」をさせるための構造としては、アンプから出力される信号を半波整流したものをメーターの入力端子に接続してやるだけという簡単なもの。 本物のVUメーターとは似つかない針の動きですが、気にしないw

 視覚上の肝となるメーター周りの仕上げには力を注ぎ、メーターの裏にオレンジ色のLEDをバックライトとして2球ずつ仕込んで、暖かな光でメーターを照らしてくれるようにしてみたり、カッティングシートを寸法どおりにカットしてメーターの周囲に貼り付けることで、ホンモノの計器っぽい外観に仕上げてみました。

 なお、背面パネルはこんな感じで、3.5mmジャック、RCAピンジャックを内部でブリッジ接続しており、入力信号を中継させています。
 ゲイン調整用のボリューム、トグルスイッチは電源の入切、LEDの入切のために2つ用意。