通信機器ボックスを作ってみる
2015/06/07
パソコン周りで厄介なのが通信機器類。ONUやモデム、ルーター、ハブなど、設置場所を取るだけでなく、配線がごちゃごちゃになって汚らしく見えたり、コンセントを多数占領されてしまう。
そこで、この問題を解決しようとこれらの機器類を集約するボックスを作ってみることにした。
材料
・ウオルボックス(WB-12AJ) \2,000弱
・穴あきプレート \100*2
・L型金具 適量
・配線材
・ネジ類
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機械好きな私としては分電盤のようなイメージで壁に掛けて設置したいので、未来工業のウオルボックスという汎用ボックスを採用。このボックスはホームセンターの電材コーナーで入手可能です。
フタを開けると中にはマス目が印字された木板が取り付けられているので、取り付けたいモノを自由自在にレイアウトできます。
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まずはこの木板に機器を固定するためにステーを組み合わせた土台を組み付けてみる。 |
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組み付けたステーに穴あきプレートを仮付けする。 |
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機器の取り付けは、このように奥と手前の2段構成になるイメージ。
奥側に設置する機器は木板にビス止め、手前側の機器はプレートにビス止めするといった感じ。いずれも機器背面の壁掛け用スリットを使用する。 |
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このルーターは背面に壁掛けスリットが用意されていないので、本体を一度分解してカバーにビスを直付けすることにした。 |
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機器を組み付けるとこうなる。
内部に容量の大きい電源を設置し、端子台に12Vと5V系統を引き出してそれぞれの機器に分配している。 |
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奥にはVDSLモデムと光電話アダプタ、手前にはルーターと無線LAN親機を設置。
LANケーブルとモジュラーケーブルそれぞれにコイルチューブを取り付けて、少しでも見栄えに配慮。 |
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完成!
接続テストを行い、正常に通信できることを確認。
壁面に取り付けるとこのようになる。
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これにて通信機器ボックスは完成ですが、気密性が高いので真夏の気温上昇にどこまで耐えられるのかが心配なところでしょうか。廃熱面での問題が発生した場合は、排気口の設置や冷却FANを搭載することで対応しようと考えています。
遊び心としてステータスLEDを前面のフタに埋め込んでチカチカするのを眺められるようにしてみるのも面白いかもしれません。
とりあえずはコンセントの占領や見た目の問題も解消し、外観的にはそれっぽくなったので良しとします。
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