富士通のWindows搭載タブレットを買ってみた 2016/01/24 Surfaceが欲しいと思っていた時に出会った変なPC普段、モバイルノートとして使用しているネットブックのバッテリー寿命が来てしまい、満充電からわずか20分程度でEmpty状態になってしまっていた。これではさすがに使い物にならないので、新しいモバイルPCが欲しくなり、SurfaceやDell、HP等のタブレットPCを探していた。 そんな中、ハードオフを訪れるとショーケースの中にジャンクのタブレットPCを発見した。どうやら動作が重いというのがジャンクの理由であった。CPUはAtomということで愛用のネットブックと同等だ。発売は2011年なので少し古いが、付属品もすべて揃っていて、外観は新品と見違えるぐらい綺麗だったので購入することにした。
いざ電源投入、不要なソフト達が勝手に・・・電源を投入すると、Windowsのクリーンインストール画面が現れ、OSの初期設定を行う。ここまでは全く問題なしなのだが、初回起動時に富士通のウィザードが立ち上がり、勝手に不要なプリインストールソフト群をインストールされてしまうのだ。 このウィザードが終わり、再起動すると常駐ソフトが一斉に立ち上がってしまい、通常操作を受け付けるまで5分近い時間がかかってしまうようになってしまった。この重い動作の原因は明らかに不要なソフト群によるものだと思われる。そこで、不要なソフト達をすべてをアンインストールすると、ようやくまともに動作するようになってくれた。 使い勝手の良さはSurface顔負け使用シーンに合わせてタブレットorノートPCスタイルに変形させることができる。初代Surfaceよりも早くに発売されていたので、このスタイルの元祖と呼んでもいいのであろうか。CPUは非力であるはあるものの、軽作業を行うには十分なレベルとなっている。 標準搭載されているOSはWindows7なので、タッチ操作に最適化されておらず、スマートとはいえないが、タッチPCとしても使用可能だ。操作性を考えるとWindows8以上が欲しいところだが、現状だと最新Windowsに対応していないソフトを動作させることができるので、当面はアップグレードせずに使うつもりでいる。 バッテリーは満充電状態で4〜5時間は動作できた。Apple製品のような洒落た見た目とは程遠いが、愛用してきたネットブックの代替機として数年は役立ってもらえそうだ。 |