IPカメラを買ってみた


2015/03/08

 前々から気になっていたIPカメラを入手した。今回入手したのはセキュテックという会社から発売されているCT-C211という機種だ。

 IPカメラとは、ネットワーク機能付きのカメラのことで、見た目はUSB接続のWebカメラと大差ないが、IPカメラはLAN端子や無線LAN機能を搭載しているため、TCP/IPネットワークを介して他の端末からカメラに接続できるようになっている。

 たとえば、自宅、玄関、サーバルームの監視カメラとして利用したり、外出先からスマホ等でペットの様子を確認するなど様々な用途に利用できる。

 IPカメラは個人向けから業務用まで様々メーカーから発売されていて、上位機種になるとネットワーク上からカメラのパン・チルト(左右・上下方向)の操作ができたり、ズーム・赤外線暗視機能が搭載されているものもある。

 

 本体背面には電源端子・LANポートが備えられている。なお、PoE給電には対応していない模様。

 上部の突起が無線LANのアンテナになっていて、ラベルには技適マークの印字も確認できる。

  

 背面と底面それぞれに台座マウント用のネジ穴が用意されているので、一般的なカメラ雲台が使用できるようになっている。
 設置方法は比較的自由で、このように上下を逆さにして設置することも可能だ。

 逆さに設置したい場合は、本体の設定メニューより映像の上下反転機能を有効にする。

 なお、本体の各種設定はWebブラウザ上で行える。

 設定メニューはすべて日本語に対応しているのでわかりやすい。

 スマホに閲覧アプリをインストールしてカメラに接続してみた。
 このアプリ上で全操作が可能になっている。

 今回、スマホとは同一セグメント内で無線LAN接続しているが、NAPTを行い、DDNSを使用して外部公開することで外出先からも接続可能だ。

 まだ価格が高く、あまり普及しているイメージの無いIPカメラだが、アイデア次第で様々なシーンに活用できるので、家庭への普及が進む日もそう遠くはないかもしれない。